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最新オフィスビル市況~コロナの影響で都心部空室率が小幅上昇

2021/11/18

都市計画・再開発地域情報

東京都内のビジネス地区の最新オフィスビル市況はどうなっているのか?コロナの影響で都心部空室率が小幅上昇。さらに詳しく、2021年10月度の首都圏オフィスビル市場を見てみましょう。

 

コロナの影響、東京都心5区連続二ヶ月空室率上昇

MIKI OFFICE REPORT(三鬼商事)によると、10月時点、東京ビジネス地区(都心5区/千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区)の平均空室率は6.47%、前月比0.04ポイント上げたと報告しています。

「10月は館内縮小などによる大型解約の動きが見られたものの、統合などに伴う中小オフィスの成約の動きもあったことから、東京ビジネス地区の空室率は小幅な上昇に留まりました。

新築ビルの10月時点の空室率は14.03%、前月比1.09ポイント下げました。10月は新築ビルの竣工がなく、小規模な成約が見られたため、同空室率が低下しました。既存ビルの10月時点の空室率は6.39%、前月比0.06ポイント上げた。」と報告しています。

(出典:三鬼商事 東京ビジネス地区/最新市況 https://www.e-miki.com/market/tokyo/ )

 

供給過剰の目安である5%を9カ月連続で上昇

地域ごとでオフィス需要の濃淡が見られ、空室率の上昇は小幅となりました。

地域別では千代田区が4.78%と9月比0.17ポイント、新宿区も6.79%と0.66ポイント上昇しました。

千代田区新宿区は大手金融機関によるオフィスの縮小があったことが影響していると考えられる一方で、IT(情報技術)企業の需要が底堅い渋谷区は空室率が5.89%(0.86ポイント)低下しました。

この空室率下げ幅は5区で最も大きく、都心全体の空室率上昇ペースを抑えました。

(出典:三鬼商事 東京ビジネス地区/最新市況 https://www.e-miki.com/market/tokyo/ )

(出典:三鬼商事 東京ビジネス地区/最新市況 https://www.e-miki.com/market/tokyo/ )

 

東京ビジネス地区の平均募集賃料は15か月連続下落

3.3平方メートル(坪)あたりの平均募集賃料は20,804円で、前年同月比7.27%(1,630円)、前月比0.26%(54円)下げました。

東京ビジネス地区の平均賃料は15か月連続で下げました。

(出典:三鬼商事 東京ビジネス地区/最新市況 https://www.e-miki.com/market/tokyo/ )

 

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