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赤坂再開発がもたらす次世代の不動産市場

2025/10/29

都市計画・再開発地域情報

歴史と文化を受け継ぐ赤坂が、いま新たな都市再生のステージへ。街の変化は、単なる景観の刷新にとどまらない。
その“不動産市場価値”の変化を見てみましょう。

赤坂エリアは、六本木や虎ノ門と並び、近年さらなる発展を遂げているグローバルなビジネスエリアです。
都内でも屈指のプライムエリアとして、ビジネスの場でありながら、エンターテインメントまで幅広い機能を備えた魅力的な街として知られています。

 

その進化は今も止まることなく進み続けています。国と東京都が連携し、東京メトロの「えき・まち連携プロジェクト」を中心とした再開発が進行中です。
駅と街を一体的に整備し、交通利便性と都市空間の魅力を同時に高めることで、赤坂はより快適で洗練された都市拠点として生まれ変わっています。

職・楽・住をバランスよく融合させ、多様な魅力を持つこのエリアは、さらなる価値を追求しながら成長を続けています。
かつて大名や武家屋敷が並び、後に大使館や領事館が置かれたこの地は、海外からの要人や政財界の人物、文化人が集う国際的な社交の舞台となっています。
その重厚な歴史を受け継ぎながら、赤坂はいま再び未来へと歩みを進めています。

新たなランドマーク 赤坂が描く未来都市構想

21世紀の幕開けとともに、赤坂・六本木エリアは数々の再開発を経て都市の姿を大きく変えてきました。 木造住宅が密集していた六本木六丁目は、15年以上の歳月をかけ、2003年に「六本木ヒルズ」へと再生。さらに2007年、防衛庁跡地には「東京ミッドタウン」が誕生し、TBS会館跡地には「赤坂サカス」がオープンしました。

 
TBS会館「出典:http://www.ultraloc.org/」  赤坂サカス

この流れの延長線上で、六本木ヒルズや東京ミッドタウンに続く“次世代の都心再開発”として、赤坂は今、新たなステージへと歩みを進めています。

注目を集めるのは、2028年に完成予定の「赤坂二・六丁目地区開発計画」
延床面積約21万㎡におよぶ、赤坂エリア最大級の再開発プロジェクトです。赤坂駅に直結する2棟の超高層ビルを軸に、“駅とまちの境界をなくす”都市構想が進行中です。

東棟(赤坂二丁目)は、地下4階・地上40階建てのオフィス・商業複合ビルとして2028年11月竣工予定。一方、西棟(赤坂六丁目)は、ホテル・劇場・ホールなど多様な機能を備えた地下3階・地上19階建てで、2028年4月の竣工を予定しています。

さらに、東京メトロ千代田線「赤坂駅」に直結し、地下2階から地上にかけて広がる約4,900㎡の広場が整備される予定です。ここでは、駅とまちの境界を感じさせない駅前空間や賑わいと交流を生む開放的な空間づくりが進められ、インフォメーション機能や空港リムジンバス発着場なども設けられます。これにより、赤坂駅周辺はビジネス・エンターテインメント・宿泊機能が一体化した都市拠点へと生まれ変わります。

「えき・まち連携プロジェクト」の理念を具現化した、赤坂の新たなランドマークが、ついにその輪郭を現し始めています。

再開発が変革するのは“街”だけではなく、“価値”そのもの

再開発の進行とともに、赤坂のポテンシャルは高まりを見せています。

2025年(令和7年)の赤坂エリアにおける平均地価(公示地価・基準地価の総平均)は477万5,000円/㎡、坪単価では約1,578万円/坪に達し、前年比で+12.16%の上昇を記録しました。港区全体でも同年の平均取引価格は坪単価1,592万円(481万円/㎡)と、前年より+20.9%の大幅上昇。この勢いは、赤坂が単なるビジネス街ではなく、“投資対象としての都市”へ進化している証といえます。

注目すべきは、大規模開発と企業進出の連動性です。
2025年10月に竣工した「東京ワールドゲート赤坂」は、先進的なオフィス空間をはじめ、スカイラウンジ、レストラン、カフェ、物販店などからなる多様な機能を備えた複合施設です。サステナビリティを重視したアメリカ発のラグジュアリーホテル「1 Hotel Tokyo」(日本初進出)もこの地に開業を予定。国内企業のみならず、海外の有力企業もこの地を選び、さらなる期待が高まっています。

これらの再開発群は、地価上昇と企業立地の好循環を生み出しています。千代田線や銀座線をはじめとする複数路線利用可能、オフィス・ホテル・商業・歴史・文化施設を一体的に備えた複合都市構造、さらに近隣の地域(六本木・虎ノ門)は国家戦略特区による国際ビジネス環境整備が相まって、国内外の企業が集う新たな経済圏を形成しつつあります。

現在、赤坂のオフィス市場は低空室率かつ高稼働を維持しています。
企業が求めるのは単なる立地やスペースではなく、サステナブルな建築、ブランド価値を高めるデザイン、そして街そのものが企業の理念を体現する環境です。赤坂はまさにその条件を満たす、“文化×ビジネスが響き合う街”として、新たな価値創造のステージへと進化しています。

文化と暮らしが交わる、赤坂の“まち時間”

赤坂の魅力は、経済だけでなく文化と暮らしの豊かさにもあります。
その象徴が、TBSを中心とした「赤坂サカス」
劇場「赤坂ACTシアター」、「TBS⾚坂BLITZスタジオ」やイベントが開催される「Sacas広場」など、音楽・演劇・アートなど多彩な文化を日常の風景に溶け込ませています。

また、再開発で誕生する劇場・ホールなどの新しいエンターテインメント空間は、
人々が集い、感性が交わる場所として活用しています。街はビジネス拠点から“心地よく滞在したくなる街”へと進化していくでしょう。

歴史と文化、働く時間とくつろぐ時間。
そのすべてが自然に混じり合う赤坂には、都市生活の理想的なリズムが息づいています。

赤坂が描く未来の都市像

赤坂の再開発は、都市の形を変えるだけでなく、“街の価値そのもの”を再定義しています。
オフィス・ホテル・文化・居住が調和し、働くだけではなく、暮らし、楽しみ、心を休める都市空間へ進化中です。

今後は持続可能な開発と国際的な都市機能の融合が進み、
“日本・東京のトップエリア”とも言える赤坂は、世界から注目を集める都市へと成長していくでしょう。

GLOCALYがピックアップした物件「プラウド赤坂」

未来の赤坂を象徴する住まいとして、GLOCALYが選んだのは「プラウド赤坂」。

東京メトロ千代田線「赤坂」駅前で進む赤坂二・六丁目地区開発計画から徒歩3分、変わりゆく街の価値を“暮らし”の視点で享受できる一邸です。

専有面積約90㎡・南西向き角住戸。
明るい採光と開放感を兼ね備えた空間設計が特徴です。
2025年11月にリノベーション完了予定で、全室クロス張替・浴室・キッチン・給湯設備を一新。
“再開発エリアとともに生まれ変わる住まい”として注目を集めています。

住所:港区赤坂6丁目
主要用途:住居(共同住宅)
専有面積:90.05㎡
間取り:3LDK+2WIC
東京メトロ千代田線「赤坂」駅徒歩3分
東京メトロ銀座線/南北線「溜池山王」駅徒歩10分
東京メトロ日比谷線/都営地下鉄大江戸線「六本木」駅 徒歩14分

歴史と文化を誇る“氷川神社”と“赤坂サカス”やACTの賑わいを日常に取り込み、
都市の中で“静と動”が心地よく共存するこのロケーション。
再開発で進化する街に寄り添いながら、将来的な資産価値の向上も見込める魅力的な選択肢と言えます。

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